新発見・長谷川潔 仏文雑誌挿絵 日本娘の日記 (Les annales politiques et litteraires No.2338 Juillet 1929)
長谷川潔 仏文雑誌挿絵 「政治・文学年報」1929年 2338号 73〜75頁 日本娘の日記(La journee d'une fille Japonaise)
この雑誌に掲載された日記は1920年代にフランスに滞在して中等教育を受けた日本人外交官の娘(下山みつ)が帰国後の日常を仏文で書いたものです。大判(32×24cm)の雑誌3頁の各々に簡素な挿絵が描かれ最初と次の頁には
「K.Hasegawa」、最後の頁には「Hasegawa」の署名があります。
長谷川潔による和服女性の作品はこの翌年(1930)に発表された「縁側の舞妓」(レゾネNo.522)と「舟辺の婦人」(レゾネNo.523)だけのようですから今回発見された挿絵は貴重な資料になりましょう。最初と最後の頁の大きな挿絵(画像4.5番目)はいずれも13×10cmほどあります。
コンディション:雑誌の表紙と裏表紙は目立った汚れや傷みはなくきれいです。中は各ページの周辺に経年のやけがあり、挿絵頁を含む十数頁の上部にしみがあります。
新発見・長谷川潔 仏文雑誌挿絵 日本娘の日記 (Les annales politiques et litteraires No.2338 Juillet 1929)
販売価格: 24,000円(税込)
1点