ちりめん絵(Chirimen-e) Crepe paper print
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ちりめん絵 薈谷「十二ヶ月之内 五月菖蒲の節句」
55,600円(税込)
1点
サイズ:27.5×20cm制作年:明治9年(1876)状態:和紙に貼り付け 周縁部傷み 退色 前面には菖蒲打ち(菖蒲の葉を束ねて地面を叩き音の大きさを競う遊び)奥には菖蒲合わせ(…
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ちりめん絵【芳幾】「太平記拾遺 三十一・三十二 長曾我部盛親 木村重成之室」
52,500円(税込)
1点
サイズ:19✕27.5cm 年代:明治3年(1870年)状態:厚紙に一部貼り付け 左辺中央破れ シミ
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ちりめん絵【芳幾】「太平記拾遺 四十一・四十二 別所彦之進室 片倉小十郎重綱」
52,500円(税込)
1点
サイズ:19✕26.5cm 年代:明治3年(1870)状態:厚手の紙に上辺張り付 周縁部シミ
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ちりめん絵【芳幾】「太平記拾遺 四十七・四十八 松田左馬助 大友侍従義統」
52,500円(税込)
1点
サイズ:18✕25cm 年代:明治3年(1870年)状態:厚手の紙に上辺貼り付け 右上端小破れ 小点シミ
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ちりめん絵【芳幾】「太平記拾遺 三十九・四十 伊賀崎中務之妻 石川嘉右衛門重之」
52,500円(税込)
1点
サイズ:19✕27cm 年代:明治3年(1870年)状態:厚手の紙に上辺張り付 ヤケ シミ
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ちりめん絵 【国輝】 「花尽東源氏之内 桜」
425,600円(税込)
1点
枚数:3枚続サイズ:21.5×15cm制作年:明治2年(1869年)状態:裏打ち (左)左下端凹み (中)右下端凹み (右)左下端凹み
浮世絵の権威・吉田暎二氏は、「浮世絵事典」で次のように説明しています。
「 縮緬絵 ちりめんえ これは普通に摺り上げた版画を、棒に巻いて揉んで縮め、画面一面を細かい縮緬皺としたもので、大判錦でも中判位の大きさに縮まっている。これは版画としての鑑賞品でなく、一つの工芸品または玩具であって、色調描線もまったく別物となってしまう。これは天保以後行われたもので、草双紙の表紙に用いられたものがあるが、一枚絵にもしばしば用いられ、役者の大首絵や、広重の『江戸百景』にもこの縮緬絵がある。 明治時代になると、外人がこれを好むところから、輸出向きに制作したものも生じた。ただし、この時代には、手で揉んだ原始的な方法ではなく、一種の機械を用いたらしく、その縮緬皺も細かいけれど、一樣でなんら面白みも味われないものである。(上掲本・中巻193頁 緑園書房1965年 )
ここでは、ちりめん絵は本来の版画ではなく玩具か工芸品の一種であり、特に明治期の作品は皺の状態にも風情がないと、総じて否定的な見解が述べられていますが、実は、ちりめん絵には驚くほど立派な芸術性があり、海外では印象派の画家たちやゴッホ、マティスなどに大きな影響を与えました。ちりめん絵の製法とその影響については下記の書籍に詳しい説明があります。
奥村紀一「ゴッホを育てマティスを生んだちりめん絵」アマゾン販売
2023年改訂版